こんにちは。
Connect.の渡邊優です。
今回は『「集客」の「前」の話の例』についてのお話です。
前回の『集客に悩んでいる時に見直す「集客」の「前」』の記事を読んでいない方は先にそちらをご覧ください。
今回例にあげるのは、コワーキングスペースです。
ここ5年くらいで一気に増えました。
増えている=ライバルが多いからこそ集客に悩んでいるところの話も聞きます。
集客に悩んでいるコワーキングスペースがまず考えがちなのが、
「広告を出してみよう」
「運営メンバーが交流会に参加して営業しよう」
「インフルエンサーに依頼しよう」
といった、「集客」の範囲内の要素です。
一方で、「商品作り」の範囲内の要素を見直そうした時にも気をつける点はあります。
例えば、価格の見直し。
価格設定も商品作りの範囲内の要素です。
安さで集客しようとしても、そんなに大して他と違いを出すことは難しいです。
それに、コワーキングスペースに限らず安さで勝負することは大企業以外はまずしない方がいいです。
更に最近はwi-fiやコンセントのあるカフェが増えてきています。
「カフェでいいじゃん」と思う人も一定数います。
特にフリーランスの人たちは、自宅じゃ集中できないからいつもと違う場所で仕事がしたい訳であって、コワーキングスペースを契約してしまうとまた決まった場所で作業することになります。
むしろカフェの方が良いことになります。
じゃあ、コワーキングスペースのターゲットを個人でなく企業にした方が良いことになります。
ですが、そこでまた価格が高いと他のコワーキングスペースと比べられてしまったり、企業側に「コワーキングスペースであるメリットがない」と判断されてしまいかねません。
なので、「商品作り」の中でいかに付加価値を確立できるかが重要です。
ここを疎かにしてどんなに広告費を使ったり交流会に参加しても契約には結びつきにくいですし、契約が決まっても継続率があまり良くないといった結果になっているコワーキングスペースはあります。
「集客」の「前」の範囲内の要素、是非見直してみてください。
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